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福岡市の住宅街にあらわれた意外な動物 その正体とは?
福岡市の住宅街にあらわれた意外な動物 その正体とは?
30日夜、福岡市の住宅街で、散歩中の犬を威嚇する動物が撮影されました。その動物の意外な正体とは?

30日午後9時ごろ、福岡市中央区平和の住宅街で、女性が犬の散歩をしていたところ、鋭く目が光る謎の動物と遭遇しました。

その動物は逃げようとせず、逆に犬を威嚇し続けました。

女性は最初はタヌキと思いましたが、歩き方がタヌキとは違うと確信したと言います

■豊原アナウンサー
「住宅街ですね。昨日の夜9時ごろ、まさに、この辺りで発見された謎の動物正体は一体なんなのでしょうか?」

その正体を確認するためやってきたのは福岡市動物園です。さっそく動画を確認してもらうと。

■動物園の飼育員
「Qこれはなんですか?アナグマですね。口がシュッとなっているのは、アナグマです。」

謎の動物の正体はアナグマでした。イタチ科のアナグマは、本来は山や森林に生息しています。雑食性で、土を掘って昆虫などを食べるほか、甘みのある果実を好んでいて、年々、農作物への被害が増加しているということです。

■動物園の飼育員
「結構この辺にはいるのかな、10数年前警固公民館のところにもアナグマがいたと、街の中にたまに出てくるのかなと思います。」

今回動画を撮影した女性は、同じアナグマとみられる動物を、半年ほど前から、道路の側溝などにいるのを見かけていたと言います。

■動物園の飼育員
「自分の巣から離れたところでは行動しない。側溝などの中にいたりする、溝の中で子どもを産んで溝の中を移動していた。外敵がいないから。」

住宅街が住みよかったのか、突如、姿を現したア..
【日時】2021年08月31日 17:52
【ソース】FBS福岡放送